女の子の特権の考察

日本ではどうだかわかんないんだけどアメリカに居ると
たま〜に店員の人にタダでコーヒーだのお菓子だのを貰ったりすることがある。
んでくれる人はたいがい男の人なんだよね。
たまに料理とかタダでくれちゃうお店の人も居たりもする。


で、そういう時ってたいがい「女の子だから」っていう理由の時が多い気がする。
逆に女の店員さんとかで男の子にタダでなんかあげる人とかって男の人より少ないんじゃないかな。
男の子で「そうやって女の子を特別扱いするオッサンとか気持ち悪い」っていう意見も聞いたりしてて
昔は「女の子なんだから優しくされて当たり前じゃーん」などと単純にとらえてた。


でも最近また似たような時があってフと「こうやって女の人は得をしてるようにも思えるけど逆に考えると女の子はそういうアドバンテージはあるかもしれないけど結局それって男女差別と関係してるんじゃないかな…」と。


どういうことかと言いますと…
女の人って日常生活において「女だから」っていう理由で何かを助けてもらえるシーンが多いですよね。
上に書いたタダで何か貰えたりとか、荷物を持って貰えたりとか、パソコンで困った時には男の人にタダで直してもらったりだとか、
彼氏とかに車で送り迎えしてもらったりだとか…。


でも結局そういった「男の人の女の人に何かしてあげる」っていう行為は極論だけど
「女は弱いものだから」っていう意識のなかからやってあげてるっていう部分があるんじゃないかな。
「子供は大人より非力だから大人がやってあげる」っていう行為に似てる気がする。
もちろん体力とか筋力で言えば女の人の方が男の人より全般的には劣っているわけだけど
別に女の人だって自分で出来る様なこととかだって男の人が助けてあげる、っていうことは多いと思う。


で、そういったアドバンテージを貰ってるぶん女の人って「仕事」になると任せてもらえないっていうディスアドバンテージがあるんじゃないのかしら、って思うのです。
日常生活で甘やかされてるから麻痺してる女の人も多いと思うけど
実際に男の人と同じくらい仕事が出来る人だっていっぱい居るのにそういう人達って
「女の人は甘やかされてる」っていうイメージで仕事を任せてもらえない人も多いんだろうなぁ、と。


ま、そういうわけで男の人に何かしてもらうのはありがたい事だけど
女の人もそれに甘んじて必要以上に男の人に頼ろうとするのはやっぱよくないんじゃないかなーと
非常に勝手な考えかもしれないけど思うのです。


まー結局どういった差別も一緒だけど差別されている当の本人達がアクションを起こさないと
何も変わらないわけで女の人の位置を向上させるには
女の人達自ら主張し、自分達の体制も見直さないといけない。
「男女差別」をなくそうとしてる現代に置いてもまだまだ改善の余地はいっぱいあるんでは。


まー、女の人も女の人にしか出来ない仕事っていっぱいあると思うから
必ずしも「絶対男の人と一緒にしなきゃいけない!」っていうわけではない部分もあると思うけど。
しかも「甘えていたいし、別に男の人と一緒に見てもらわなくてもいい」っていう女の人もいっぱい居るだろうしね。


本当ジェンダーって難しいなー。
人種差別と似てるよね。


そんなわけで結構デリケートな問題を超個人的意見でまとめてみました。
不快に思った人はごめんなさい。