岡本太郎の視線


ほーい、恵比寿の写真美術館でやってた「岡本太郎視線」展行って来ましたよ。



岡本太郎といえば大阪万博太陽の塔作ったことで有名な芸術家ですなー。
写真も撮ってだなんて知らなんだ。


正直ね、岡本太郎に対してすごい思い入れなんてなかったんだけど
そこの美術展で三つ展示をやっててひとつずつに対してお金を取るらしーんで(セコイよ、日本の美術館!)
一緒に行ったお姉ちゃんとどれにする?ってなんとなく岡本太郎を選んで
いざ会場にいったら
丁度会場で学芸員の方が説明してくれててラッキーでしたわ。



んで彼の説明いわく岡本太郎は別に自分の写真を芸術作品と扱っていなかったらしい。


私は写真っていうものにまったく知識がないんだけど写真ってのは
●メモ的な役割
●構図やテクニックを計算して撮った芸術品

って大きくわけられるらしい。
多分他いも色々説明してくれてたけど…た、多分こんな分け方だった気がする。(汗
んで岡本太郎的には写真は前者に近くて見たそのもの、その時に興味を持ったもの、を撮っていっただけなんだそーな。


岡本太郎は雑誌で全国各地を写真で撮っていく、っていう連載をしてたみたいで
この写真展でも全国の写真が多かったです。


たとえば秋田のなまはげとか、大阪の道頓堀とか。
見たいもん撮ってるだけあって近寄りまくってたり、ブレてたりしてすごく生生しさを感じる写真だった。


自分では「芸術作品ではない」っていう位置づけでもそういう躍動感や必要以上にリアルな感じが
岡本太郎っていう人格を感じさせる芸術作品になっている印象。



そういえばマンレイとも岡本太郎は仲良かったらしくてびっくり。
こんなに岡本太郎のことをだらだらと語っておいてなんだけど私は計算づくのマンレイの作品の方が好きなんだぁーなー。