oil crisis

こないだのクラスのリサーチしたトピックは「石油危機の解決方法」だった。
アメリカの人口は世界の約5%にも関わらず世界の約1/4もの石油を使用してるという。
限りある資源をものすごい勢いで消費するのは問題だし、忘れてはならないのが環境汚染。
この様な問題を抱えている石油の使用。


色々なことに石油は使用されていているけど、ここアメリカは車社会。
ものすごい量の石油が毎日ガソリンとして使用されてる。
もちろん軍事力に使用される割合が一番大きいが今日は一般レベルの問題で
車社会の事についてスポットを当てて考えてた。


アメリカのガソリン代は他の国に比べてかなり安価。
例として20ドル持っていたとして走れる距離を国で比較してみたところ

  • ドイツ   約204km
  • 日本   約236km
  • アメリカ   約550km

…と明らかにガソリン格安なアメリカ!!

なんでそんなに石油が安いかっつーとやっぱり石油輸入ルートを確保してるから。
しかしアメリカとイスラム圏の国々が争ってるのも石油がひとつの大きな影響なわけで。


そんならアメリカも石油問題からもうちょっと手を引いてアメリカ国内で高く石油を売れば
簡単に車に乗れなくなってガソリン使用も減って環境問題も和らぐし、
争いごとも落ち着くしいいではないか〜!


な〜んてものすんごい単純な考えを一瞬してしまった大バカな私ですが…。


そんなめっさ単純な問題じゃないんですよな、石油問題は。
ガソリン代を上げて車に乗る人々が減ったら環境問題的には万々歳だけど、車が売れなくなって車会社は利益大幅ダウン。
車会社の利益が下がると経済もダウン!!
そして車社会として成り立ってるアメリカの環境。保険会社、車でしか行けない施設などにも被害が及ぶ。
もちろん石油が必要なのは車社会だけじゃない。
軍事にはもちろんのことプラスチック製品、重油として発電、工場などのボイラー燃料、
暖房、科学繊維…等にも使用されてる。
国の経済力を上げるには石油が必要なんですよな。
すなわち強い国でありたければ石油が必要。そらアメリカも必死なわけだわ。


でもまぁ個人レベルで物言わせてもらうと環境のためにガソリン代が高くなるんであれば
単純に「自分の財布が厳しい〜!!」って言う前に長い目で見て欲しい。
今は安い方がいい!って安直に考えがちだけど環境問題に無関心で居たら将来的にどっかでツケがまわってくると思う。
宿題と一緒で楽なことを優先してると後で痛い目見るさ、何事も。