師走の雑記


やーっとファイナル用のペーパー終わっただっす〜。
つってもまだドラフトだけど。ふー。


忙しさにかまけてブログほったからかしにしてちゃーいけませんなー。
今学期終わったら残すとこあと一学期なんだしね。


えーっと、今日はデザインのミーティングしてました。
デザインっちゃ自分の課題用には一人でディレクションやら決めちゃうものだけど
今日は5人くらいでミーティングしてこんなに多くで話し合ったのは初めてなんだけど
人とアイディアを出し合うっていう作業は面白いな〜とほんと思います。
思ってもみなかったアイディアを人から聞けるし話し合うことで自分からも色々出てくる、っていう現象がとても魅力的だと思う。
雑談しててポンっと言ったアイディアが「おっ、それいいんじゃない?」みたいになる瞬間とか最高。


なんかこういうことをしててもやっぱり実感するのは自分はやっぱりアーティスト気質じゃないんだなーということ。
アートメジャーにして悲しいけど自己分析を重ねていくうちに改めて確認した。
私のなかでアーティストの人っていうのは自分のなかのパワーを形やら色んな表現方法で表す、っていう行為をストイックにする印象。
多分ね、創作せずには居られないんですよ。
それでその創作行為は自分と真っ正面から向き合って絞り出していってる感じ。
自分の頭に描くイメージがぴったりくるような作品が作れるまでの試行錯誤を孤独に繰り返してくっていう。


こないだ自分のメジャーの友達が言ってた言葉でオオッッ!!って思ったのは
「デザインしてくれ、って言われて相手に合わせて自分が作りたいものを作らないのは売春してる様な気分になるんだよね。
そういう行為をしていたらアートの神が降りてこないんだ。」
っていう発言。
なんともなんともアーティストじゃありませんか。神だし、神!!


それに反して自分はというと人が求めているもののなかでも自分のアイディアとの折り合いをつけて
相手を満足させる、っていう行為は喜ばしいことなのですよね。
そんでもって自分一人で何かを造り上げていくのももちろん好きなんだけど
他の人と関わりあって何かを造り上げるっていうことがとても面白く感じる。
自分だけの力よりもより面白いものが造れると思うから。
だからといって人に頼りたい、と思ってるわけではないんだけど。


今のメジャーを選んだのも自分のオリジナリティーを磨きたくてあんまり人がやってなさそうで
面白そう!って思ったからだし。
でもアートどっぷりな専攻につかってやっぱ実感した。
わたしゃーアーティストじゃないわ。
何かを一人で黙々と作っていくんじゃなくて面白いアイディアを世の中に発信していきたいっていう思いが強い。


それが今わかってよかったんだけど、まだちょっと慣れないっていうか。
私は育って来た環境がいつもアートに近かったからアートが好きだし、
それを仕事にしていけたらいいな、とは漠然に思ってた。
でも冷静に分析してみたらアートを鑑賞するのが好きでアーティストになりたいわけじゃないんだなぁ。
今まで漠然とアート系でいきたいなんて考えてたから未練を感じるけどそれはただ慣れ親しんだ環境から離れるのが嫌なだけなんだろうな。


そんなわけで今の課題はそういう思いをどこで活かせるか、ってこと。
考えようによっちゃぁどこにいっても自分次第かもしれないけど、それでもよりよい環境ってのはあるハズ。


あ、調子にのって書かせてくださいな。
こないだ自分の専攻の作品の発表があったんだけど後からクラスメートから
「あなたの作品好きよ」だの「君は才能があるよ」だの言われてものごっっっっっっっっっっっっつい嬉しかった!!(涙
はーアメリカ人の好きなところって真っ正面から褒めてくれるとこだなー。


ハイ、こんなところから見ても私は自分が自分の作品をどう思うか、ってより人の反応にやりがいを感じる性格なのです。
嫌だなー末っ子A型。
もっと自分を持とう。